中山道ツーリング5日目(前半)

query_builder 2024/08/05
中山道ツーリング2024

中山道ツーリング5日目(2024.6.20)


朝7時前に目が覚める。今日のメインイベントは「サムライロード(馬籠宿~妻籠宿間の旧中山道)歩き」だ。今夜の宿は奈良井の老舗旅館「伊勢屋」なので、サムライロードを歩いた後、「阿寺渓谷」も訪問したい。


チェックアウト前に、ここから原付で30分程度の距離にある廃村「大平宿」を訪問することにした。

昨夜、ホテル内風呂で話しかけたドイツ人と、朝にまた風呂で会いましょうと話していたが申し訳ない・・


大平街道は江戸中期に開墾された、中山道と伊奈街道(=足助と塩尻を結ぶ街道)を結ぶ街道として機能したようだ。大平宿はその大平街道の中間地点、標高1150mにある宿場町だ。しかし、時代から取り残され1970年に住民の総意として集団移住を決定し、以降廃村となった宿場町である。

現在は、南信州観光公社が大平宿の古民家保存目的のため、原生活を体験できる宿泊体験施設として古民家貸し出しを行っている


何を言おう、実は私は当初「ホテル富貴の森」ではなく大平宿の古民家に泊まり、薪を焚いて竈や囲炉裏で自炊を希望しており、南信州観光公社に問い合わせたが安全上の理由から一人での宿泊はNGとのこと、泣く泣く宿泊を諦めた経緯がある。


どんな村なのか、この機会に見ておきたいと思った。

荷物を部屋に置いたまま7時15分にホテルを出る。



大平宿に向かう途中の、木曽峠トンネル


大平街道の石碑


7時45分に大平平に到着。




平日だということもあり、宿泊者は誰もいないようでした。


大平宿のすべての古民家はこのような屋号と簡単な説明が記されています。



ガラス越しに内部を撮影(画質が悪くて恐縮です)

中はかなり広く、一つの古民家で8~10名程度宿泊できそうです。



すべての古民家が南信州観光公社の貸出しプログラム傘下にあると思っていましたが、Airbnbとして貸し出している古民家(紙屋)もありました。

おそらく所有者が異なるのでしょう、参考になります。。

一棟貸しをしているようなので、複数名で宿泊すると割安になると思います(↓)。


周囲に家がまったくないエリアのため、夜は星がとても綺麗だと思われます。薪を焚いて竈門で自炊したり五右衛門風呂に入ったりするので、小中学生の子供には、いい体験になると思います。


ホテル富貴の森に戻る途中、「大平峠県民の森キャンプ場」もついでに見学。

ここは無料で泊まれる県営キャンプ場で、トイレや水場なども用意されており、ここにキャンプしようかとも考えましたが、1泊だけのためにキャンプ道具を原付で運ぶのも億劫なので辞めました(笑)

今まで多くの自然豊かなキャンプ場を訪れましたが、ここはかなりワイルドなキャンプ場ですね。上級者用キャンプ場でしょう。


キャンプ場入り口


キャンプ場内、休憩所


キャンプ場水場


区画は複数あり、草がふさふさと生えているのでエアマット等は不要かもしれません。クマ注意の張り紙が気になるところではあります・・